ペットに位牌は必要なのか?どんな文字を入れ、どんな位牌があるのか?魂入れ(開眼)はどうしたらいいの?などを解説し、おすすめのペット位牌をご紹介します。
亡くなった犬や猫の位牌は必要か?
人の場合、四十九日の法要の時に、位牌を用意しておき、魂を入れてもらいます。
それ以後はその位牌(いわゆる本位牌)が亡くなった人とし手を合わせるのが一般的です。
ペットの場合には、必ずしも魂を入れることはしませんが、お墓を建て遺骨を埋葬した場合や納骨堂に預けている場合などは、位牌を亡くなったペットちゃんだと思い、自宅で手を合わせるとよいと思います。
遺骨を自宅に保管している場合にも、位牌はメモリアルグッズとして作成する人も多いです。
絶対なくてはならないものではありませんが、写真を印刷できたり、お名前、没年月日、メッセージなどを印字できるので、生きた証を刻んだ何かを残してあげたいものですね。
そして何より、ペットちゃんそのものの位牌を作ることで気持ちが落ち着くと思います。
ペット位牌に刻む文字
人の位牌には、戒名を刻印しますが、亡くなったペット(犬や猫)ちゃんには、戒名がありませんので、「愛猫△△之霊位」 「〇〇家の愛犬 △△ 之霊位」などと、戒名の代わりに名前を刻み、没年月日や年齢などを入れるのが一般的となっています。
しかし、決まりはないので、ご自身の好きな文字を入れることも可能です。
位牌の種類、サイズなど商品によりますが、虹の橋にいるあの子に伝えたいメッセージなどを刻むことも可能です。
どんな位牌があるの?
人の位牌といれば、昔ながらの漆塗りの黒いものを思い浮かべますが、ペット位牌は、いろんな種類や形状のものがあります。
素材別にみると、木、アクリル、クリスタルガラス、石、ガラスなど様々です。
- 無垢の木を使った木のぬくもりを感じられる木製位牌
- 加工や扱いが容易なアクリル製
- 光が当たると輝きを放つクリスタルガラス製
- 御影石などの石材
- ガラス職人さんによるガラスの位牌
ペット位牌の選び方
ペットの位牌にも、決まりがありませんので、 生前ペットちゃんに癒されたように、ペットちゃんそのものである位牌をみて癒されるような、飼い主様の好みの素材、デザインを選んであげるとよいと思います。特に、リビングなどに置いておく場合には、毎日眺めていて、「癒される」というのを重視して選ぶといいと思います。そして、位牌を見ながら手を合わせることができます。
人気のペット位牌とは
特に人気があるペット位牌は、クリスタルガラス製の位牌です。
クリスタル(水晶)のように光り輝く透明度の高い高品質なガラスのことを「クリスタルガラス」と呼んでいます。クリスタルガラスの特徴は、透明度が高く、屈折率も高く、光沢があり美しく輝きます。
きれいなクリスタルガラスの内部にレーザー加工したものや、表面にカラーで印刷したもの、最先端技術でお写真1枚から3Dに彫刻することが可能です。
クリスタルガラスは、1つのガラスの塊をカットして形成しており、円や四角、ハート型など様々な形があり、見ているだけでもとてもきれいです。そして、フォトフレームにお写真を入れたものとは、ひと味違う魅力があります。
おすすめのペット位牌ベスト3
おすすめNO.1 クリスタルガラス製のカラー印刷
ペットちゃんの仏壇などは、リビングに置く人が多いので、やはりいつもそばに置いておくには、かわいくてきれいな位牌クリスタルガラス製が人気です。その中でも、カラーで鮮明に姿を残すことができるカラー印刷の位牌が人気です。ペットちゃんのお顔、名前、没年月日、メッセージなども印刷できます。
サイズも、手のひらにのる小さなサイズから大きなサイズまで様々です。
おすすめNO.2 クリスタルガラス製3D加工
1枚の画像から、最先端技術で立体的にクリスタルガラス内部に3D彫刻でき、横から見れば、あの子の横顔が再現できます。表面からみても、もちろん立体的に見えて、今にも動きだしそうです。こちらも、もちろん、ペットちゃんのお顔、名前、没年月日などを刻めます。
おすすめNo.3 ハーバリウム風のクリスタルガラス
今人気の、ハーバリウムボトルのようなイメージで作られたクリスタルガラス製の位牌は、透明感のあるお花に囲まれて、ペットちゃんのお顔を見ることができます。とてもきれいでかわいいペット位牌です。