ペット仏具おりん? 工芸技術でかわいいネコをデザイン
ベル型のシンプルなデザインのおりんで手のひらに収まるミニサイズ。
伝統産業である鋳物と工芸技術の螺鈿で見た目もかわいい、きれいな音色のおりんができました。
高岡漆器で受け継がれている螺鈿でデザイン
光のあたり具合で、キラキラと虹色に輝くきれいな螺鈿で、
夜空を見上げる猫ちゃんを描きました。
螺鈿とは?
夜光貝やアワビ、白蝶貝などの貝殻の内側の虹色光沢をもった真珠層を切り、漆器や木地の表面に張り付け装飾する工芸技術です。
「螺」は貝のことであり、「鈿」は物を飾るという意味しています。
片手で収まるコンパクトサイズのおりん
片手ですっぽり収まるほどの小さなおりんです。
ベル型だから、りん棒も必要なくどんなスペースにも置けます。
材料であるシルジン青銅は余韻が長く、鳴り玉と台を一体化することで、置いても余韻が途切れません。
商品詳細
サイズ:直径約43mm 高さ約63mm
材料:シルジン青銅
生産地:富山県高岡市
製造メーカー:株式会社 能作
富山県高岡市の伝統産業である鋳物の技術
富山県高岡市は、慶長14年(1609)、加賀藩主の前田利長が “高岡”の町を開いたことを機に、“商工業の町”としての発展を遂げることになりました。開町から2年後の慶長16年、前田利長は現在の金屋町に7人の鋳物師(いもじ)を招きました。これが高岡銅器の長い歴史の始まりです。
株式会社能作は、この高岡に400年伝わる鋳造技術を用いて仏具製造から開始し、現在では、花器、テーブルウェア、インテリア雑貨、照明器具など様々なものを製造しています。
技術と素材を最大限に生かすデザインを探求し続け、高岡の地で人に愛され 地域に誇れるものづくりを目指しています。